k-takahashi's blog

個人雑記用

Game Mastery Magazine vol.5

SNEのゲーム雑誌。順調に出続けて5号。
5号の特集は「SW2.5」。紹介記事、リプレイ(2本)、シナリオ(2本)、ソロシナリオ1本。ソロシナリオは「獸人たちの海」という入門シナリオ。基本システム、フェローなどのルール紹介と獣人世界観の簡単の導入。やってみたけど30分ぐらいですね。


もう一つの特集が「脱出ゲーム」。好評な「アリスト謎とくらやみの地図」の外伝的なシナリオ「アリスト謎と頁を巡る物語」が一本付属している。システムは製品版と同じで謎は簡単め。しかし、これ雑誌でやるとは校正大変だったろうと思う。


コラム類では、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」の攻略記事(初級者向けガイダンス)がゲーム本体を持っていない人を置いてきぼりにしていて(つまり非常に具体的な内容)で良かった。
コボルドゲームデザインはジェームズ・アーネスト。戦略的面白さと不確定要素の必要性を「戦略は運だ」という言葉で表現している

Role&Roll 170号

Role&Roll Vol.170

Role&Roll Vol.170

クトゥルフ記事は「シナリオの仕立て方教えます」。既存シナリオを読む勘所の紹介。
エクリプス・フェイズはシナリオ「悪夢の衛星タナカの恐怖」という、なんか古いTV-SFドラマかのようなタイトル。中身はX-リスク除去のため調査隊にこっそり同行するというもの。
スピコピは「ストラトシャウト」。緑先生がいきなり「ついにヤンキーより異文化ジャンルきましたわ〜」と言っているとおり、人を選びそうなゲーム。「やっぱりCD売れずカツカツで/出目によっては音楽の方向性の違いで」とか言ってマスターに怒られてますが、そっちの方が面白いかも。
安田先生のコラムはミステリーネタゲーム。ミステリーゲームと謎解きゲームは微妙に異なるが、ミステリーゲームと招待隠蔽系ゲームの相性は良さそうだというところから、「人狼レガシー」に話を続けている。


さて、こちらにもソロシナリオとして、先日発売の「ブラマタリの供物」の前日譚「仮面の訪問者」が掲載されている。これもやってみたのだが、なんと大誤植が残っていた。(http://r-r.arclight.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/buramatari.txt)
最近のゲームブックは凝った作りのものが多く、誤植とは思わずしばらく「あれ? 何か見落としたか?」と首を捻っていた。結局分からず、ググってみたら誤植だったというオチ。やはり雑誌で凝ったことをやると大変。(もしかして誤植?と思うまで時間がかかるんですよ。まず自分を疑うから)