k-takahashi's blog

個人雑記用

コンピュータ歴史博物館

サイトは、http://www.computerhistory.org/
サンフランシスコで観光ができるなら一番行きたかったところ。電車で行くとかなりかかるので、タクシー(Uber)でさくっと移動。
12時半頃到着で閉館まで粘ってました。じっくり見るなら一日ですなあ。


10年以上前に上野にエニアックの一部が来ていたり、昨年春に科学未来館でやっていたゲーム展にも色々コンピュータはあったが、さすが本家。本物、レプリカ織り交ぜてあるいは、あるは。

# 写真・記載を追加(2017/12/10)

正面

お約束の計算尺・そろばんから機械計算機、パンチカード集計機、アナログコンピュータ。


機械式計算機もずらりと並んでいる。


IBMのパンチカード集計機。穿孔機とか一通り。


アナログコンピュータ。写真の上の方には女の子を座らせている


そしてエニアック近辺のデジタルコンピュータの誕生と、初期のコンピュータメーカの計算機。


日本に来たのはこのうちの縦一本分

次がリアルタイム処理。

言われてみれば当然だけれど、米軍のSAGEシステムが嚆矢で、それまではバッチ処理しかなかったんだよな。

メインフレーム


IBM 360


360システムと同時に開発されたものも多い。FORTANや『人月の神話』も

ストレージ

ストレージで1コーナー設けてある。


1956年のIBM製ディスクドライブ。なんと5M character の巨大容量。

 
ストレージ色々展示とカセットテープ。

スーパーコンピュータ

Crayのぶっとびぶりがわかる。CM-1とかILLIAC-IVとかの超特化マシンも。ILIACの本物が残ってるのか


CRAY-1


ILLIAC-IV の一部

小型化

10000ドルを切るのがすごかったわけだ。


UNIXの誕生もこの頃。1971年のプログラマーズマニュアル。

集積回路関係

CPUとかの話。おもしろのは、初代PSがこのコーナーにあること。


初期の色々なチップ


これは、IBMの360に使われたSRM(1965年製)

AIとロボット

昔の玩具のようなものがズラリ。

グラフィック、音楽、アート

初期の音楽やプロッタによる絵画など。

コンピュータゲームのコーナー


ライトがパックマン型。

その後が、PCとモバイル

Palmのコーナーがあって、初期の試作品(木と紙で作った有名なモックアップ)の現物も。最初期のモバイルコンピューティングは米陸軍が作ったコンピュータ搭載列車だったのか。


初期のパソコン。左下がApple-I。


米軍のモバイル列車の模型。



Palmダイナブックのコンセプトモデル。


そしてネット。1999年のグーグルの処理マシンの現物。当時はここが結節点だった。


これとは別に企画展示(エイダと自動運転車)、ソフトウェアコーナー、企業による特別展示コーナー(PDP-1とIBM1401)がある。


エイダの紹介


こっちは携帯小説の紹介なんだが、これでいいのか?


閉館まで粘ってホテルに戻り、軽く夕食。さて、明日から会議。