ある日突然オタクの夫が亡くなったら? 身近な人が亡くなった時にやるべきこと、起こること (中経☆コミックス)
- 作者: こさささこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
副題の「身近な人が亡くなった時にやるべきこと、起こること」の内容を漫画と文章で解説してくれる。
本書で「突然亡くなったオタクの夫」と言っているのは、東北芸術工科大学の吉田正高教授のことで、2018年3月に心筋梗塞で没している。
その後で、何をしなくてはならなかったか、どんなことが起きたかを語っている。
もちろん、40代の夫が急逝したとなればその大変さは大変なものだが、一方で本書で書かれていることの半分以上は、親が亡くなったあとの手続きと共通する。生活を支えるためのどうこうというのが無い分だけまだ簡単であろうが。
私の場合は、そのときは、すぐに色々とやらなくてはならないことが葬儀社から渡されたファイルに一覧表で示されていて、色々と助かった。さすがに母が闘病中のときにそういったことを調べるのは気が進まなくて、やっぱり慌てる羽目にはなったんだよね。
要領よくまとまっているので、一度読んでおくとよい。両親が亡くなったときとかにも知っていれば色々と気持ちに余裕が出てくるから。
あとは、元気なうちにできることは準備しておきましょう。
あと、私の時は、形式的には一番権利と責任があるはずの父が認知症で動けず。家は母が取り仕切っていたので、これが大変だった。まず父の後見を私が取って、その上で色々な手続きをしなくてはいけなかった。それは本書には書いていないので、両親が健在な方はその辺もどこかで調べておくと良い。適当な本とかあるのかな?