スペースX社(Space Exploration Technologies Corporation)と米航空宇宙局(NASA)はアメリカ東部標準時間12月8日10時43分(日本時間12月9日0時43分)、商業軌道輸送サービス(COTS計画)初のデモフライトとして、「ドラゴン宇宙船」を載せたファルコン9ロケット2号機を、ケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。
http://www.sorae.jp/030807/4231.html
ファルコン9ロケットの打ち上げは今年6月の初号機に続き2回目で、COTS計画初のデモフライトを成功させただけではく、民間企業が作った宇宙船として初めて大気圏再突入を成功させた。
http://www.sorae.jp/030807/4231.html
ファルコン9はおおざっぱにいって、H-IIAクラスの打ち上げ能力を持っている。ドラゴンは7人乗りの有人宇宙カプセルを想定している。
NASAと協力体制にあるとは言え、民間企業製造で大気圏再突入を実現したのは大きなステップ。動き出し始めたら、その先は予想以上に早いかもしれない