k-takahashi's blog

個人雑記用

インスマスからの脱出

クトゥルフ神話TRPG インスマスからの脱出 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

クトゥルフ神話TRPG インスマスからの脱出 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

クトゥルー神話でも指折りの有名な街、インスマスをまるごと設定しているサプリメント
NPCのリストは読んでいるだけで面白いが、いざ遊ぶとなるとなかなかヘビー級かもしれない。重要な人物の大半が設定されているということは、基本的に彼らを全部マスターがかんりしなくてはならないということ。特に、人間側のNPCの態度の管理が大変。
そして、なんでこんな街で冒険しなくちゃならないのか、とプレイヤーの立場に立つとどんよりと。(つまらないというわけでは、全然ない。逆境好き、末期戦好きの人は生き生きとするかも。)


シナリオが3本付属している。軽く関わるシナリオ、どっぷり浸かって最後は逃げ出すシナリオ、そして3本目がインスマスを「手入れ」するシナリオ。これを連続して遊ぶことができるという仕組みになっている。もちろん楽なシナリオではなく、特に第2シナリオの死亡率は相当高いのではないかと思う。(本書中にも、予備のキャラを準備するようにとか、軽々しく動かないようにプレイヤーに注意を促せとか、書いてある。)
第1シナリオで概要を把握して、第2シナリオで酷い目に遭って、アクション性の高い第3シナリオで借りを返すという流れだと思うと、これは悪くない。
第3シナリオは少々長いので、プレイするとしたら4〜5回になりますかねえ。


資料として読んでいると楽しいです。アーカムが近いので、そちらへの言及もちょくちょくありますし。