k-takahashi's blog

個人雑記用

史上最大の侵略

先日のゲームマーケットで入手したカードゲーム。ウルトラセブンをテーマにした「戦略級」ゲーム。地球侵略を阻止できればTDF側の勝利となる。


ウルトラセブンのエネルギー(エメリウムエネルギー)を有限のリソースとして、一年間に渡る侵略を阻止するというコンセプトの勝利と言える一作。TDFの隊員を使って偵察を行い、侵略者を発見する。発見したら攻撃して阻止すれば良く、早期発見できればTDFの攻撃で撃退することもできるけれど、侵略達成間近(侵略チットが13枚たまると侵略成功となる)の場合はセブンに頼ることになる。(侵略チットが13枚溜まっても、その後にセブンの活動がある。セブンの攻撃が成功すれば一発で侵略カードは捨て札となる。)しかし、セブンの活動には上記のエネルギーが必要で、これは回復しないため、使いすぎると最後に息切れする。


第一版が2001年のゲームなので、細かいデザインの部分とかは古さを感じるけれど、コンセプトがきちんと実現できている好ゲーム。
最近のシステムを取り入れていけば、カードの利用制限などももっとスムーズに扱えるだろう(キングジョーの登場とか、いまならデッキ積み込み時にコントロールすると思う)し、ソロプレイシステムにもできると思う。(というか、ソロプレイ向きのテーマだと思う。)


二つ大きな欠点があると思う。
一つはカード。滑りが悪くて非常に使いにくい。スリーブに入れるか、ファンニングパウダー(手品用品。カードの滑りが良くなる)を使うかしないと、シャフルだけでも一苦労。
もう一つはプレイ時間。今回終了までは行かなかったけれど、フルにプレイすると最短でも2時間、実際には3〜4時間かかると思う。ショートシナリオが付いているので、最初はそちらで遊ぶことを強くお薦めします。