- 作者: アークライト
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2013/07/09
- メディア: 単行本
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評にもあるが、シナリオ概要・シナリオ背景がちょっと分かりにくい。プロットは単純なので、もっと刈り込んでも良かったかもしれない。(できれば、編集部で直して欲しいところ。次回コンテストへの布石にもなるだろう)
コンテスト応募作は全14作。設定の取り込みがうまく表現できていないもの、用語の使い方が間違っているもの、などがあったそうだ。
寺田幸弘氏は海外シナリオ紹介。キャンペーンシナリオとして、『ヨグ=ソトースの影』『ニャルラトテップの仮面』『オリエント急行の恐怖』、オムニバスシナリオとして『星辰の正しき刻』『ルルイエの館』が紹介されている。
これって、「翻訳したいけど、どう思う?」という調査かな。ならば、答えよう。「出たら買うから訳して、お願い」
なお、ニャルラトテップの仮面については、こんな紹介。
1920年代のニューヨーク、ロンドン、カイロ、上海といった実在する大都市を探訪することが、なによりの魅力である。
(中略)
ただの外国見物ではない。忌まわしき何かに怯えながらも、言葉の通じない地で調査や交渉を行うことが求められる。ときにはインディ・ジョーンズや007といった、アクション映画の主人公さながらの派手な立ち回りをこなすことも必要だ。
このような異国情緒溢れる探索と自由度の高さから、キャンペーン最高傑作との評判も高いが、実のところプレイ難易度は高い。都市ごとに大量の手がかりが散らばっており、それらを発見し再構築した上で、次の目的地を考え出さなければならない。
(p.16)
なお、敵対組織に「血塗られた舌」「砂コウモリ」「膨らんだ女」とありますが、砂コウモリは旧和訳版には登場しません。
エクリプスフェイズのSF小説原作シナリオ。今回は『ソラリスの陽のもとに』。いや、頑張るなあ。
スピコピは『インセイン』の先行リプレイ。
銀パパのコラムは、「翔エンタープライズ」の活動停止報告。安田先生の方は、自社アプリの事前宣伝を兼ねてゲームブックアプリの解説。
*1: クトゥルフ神話TRPG クトゥルフカルト・ナウ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)