k-takahashi's blog

個人雑記用

ゲームジャーナル 49号

ゲームジャーナル49号 激闘! レニングラード電撃戦

ゲームジャーナル49号 激闘! レニングラード電撃戦

付録ゲームは『激闘 レニングラード電撃戦』。『激闘 マンシュタイン軍集団』のシステムで、1941年の6月〜9月の北方軍集団レニングラード進撃がテーマ。リガ、タリン、そしてレニングラードの範囲がマップに含まれている。(森林や湿地が多くて、動きにくそうなマップ)
ユニット数が少なめなので是非プレーしてください、というのが強く押し出されている。折角なのでちょっと検討してみようか。(このシステム、ユニットが増えると運用が大変そうなのです)
作戦研究とリプレイも出ている。チット順の影響が大きそうなことが仄めかされていて、そこをもう少し読みたいのだが、書くと分量が大変なのかなあ。


座談会形式の「ゲームの殿堂」。今回のテーマはバルバロッサ。ゲームが多すぎて、一ゲーム毎の語りの分量が少なめなのが残念。


史記事で面白かったのが「基地航空隊は海上決戦兵力たり得たか」(森哲史)。マレー沖でプリンス・オブ・ウェールズとレパルスを陸攻隊が撃沈したのはたいていの本に書いてあるが、ではそのあとは?という話。
珊瑚海、ガダルカナルの記録を分析した記事内の結論は、あれは『迎撃戦闘機なし対空砲火微弱という極めて限定された条件下での例外的な事例であった』(p.64)というもの。


国葬と大山家の遺跡の護持』(大山格)は、大山巌墓所について。自治体側(那須塩原市)からかなり酷い扱いを受けているらしい。募金計画が検討されているとのこと。