ゲームマーケットの2015年春のイベント。連休の真っ最中で、同じ有明では別のイベントもあったようで朝から結構な混雑。開場直前でこんな感じの列ができていた。
ただ、さすがに西館1F全部というのは十分広く、前回よりはスペースに余裕がある印象だった。
買っても十分プレイする時間が取れないことが多いので、ブースを見学するのを中心にして、ちょこちょこと。
コンポーネント競争は一息ついた印象。上述したけれど、スペースに余裕があり体験卓も多い。プレイを見学するのも楽しい。
TRPG体験会
会場の一角で、「JGC出張版 TRPGコーナー」というのが設けられていて、そこで1時間で1セッションの体験会をやっていた。私が見にいったときにはもう予約は一杯。結構需要あるもんですね。コーナーには
こんな展示もあって、主要なTPRGが紹介されている。
クトゥルフでは、『マンション・オブ・マッドネス』のボードを流用したプレイをしていて、入門用には確かにこれ良いアイディアだと思う。(ショゴスいたなあ)
戦利品
特別なオマケのあるもの(クトゥルフ・ダイス)と、すぐに読みたかったもの(ウォーゲームハンドブック2015)以外は商業系は後回し。(a-gameさんのブースにあった『ダウン・イン・フレイムズ』は面白そうだったけど、これもあとで買えばいいか、と)
ということで、戦利品を一応。
オかるた
『ムー』公認のオカルトネタかるた。本当に公認とっていたそうで、やるなあ。
この写真の下の段が読み札、上の段が絵札。左の例だと「バイキング1号が撮影した火星の顔」というの読んで上の写真を取ることになる。一部の人には簡単な、そうでない人には意味不明なカルタですね。
Eight Epics
カナイ製作所のダイスゲーム。特殊能力を使って課題(ダイス目の合計や役)をこなしていくゲーム。
一人プレイだと簡単だと書いてあったけれど、確かに2回目のプレイで課題クリアー(写真はクリアー時のもの。英雄が3人ほど犠牲になったけれど、なんとかクリアーしている)。人数が増えると難易度が上がり、それは文殊の知恵で頑張れということなんだろう。
『王への請願』を課題突破型の協力ゲームにしたような雰囲気。
ゲームジャンボリー
44ページフルカラーで800円(会場では500円)。
面白く(興味深く)読めた(特にヤポンブランドの10年についての健部さんのインタビューとか生々しい)のだけれど、このあとどう進めていくんだろう。
遊ぶ人向けの紹介記事と、作る人向けの解説記事とが混ざっていて、私みたいに両方興味がある人には嬉しいのは事実。こういう層が雑誌を成立させるくらいいるということなのかな。それなら嬉しい話だけれど。
カタンサバイバルタクティクス2
カタンの戦術解説本。
対人交渉の話、初期配置、騎士の使い方、専門港作戦の強さの実情、統計分析など。カタンをやらない人が読んでも参考になる考え方が沢山書いてある。
カタンの勝ち方には69通りあると分析し、それぞれに必要な資源量を計算、そこをベースに戦略の基本と注意点をまとめるなんてことが書いてあるのだが、これまとめるの大変だったろうな。