k-takahashi's blog

個人雑記用

JAXA相模原キャンパス特別公開

http://www.isas.jaxa.jp/outreach/events/opencampus2017/
去年は所用があって行けなかったので2年ぶりの見学。天気予報は雨模様だったが大丈夫そう。
9時半頃に到着し、まずはやぶさ2の講演のチケットを入手。そのあとも講演を中心に見て回る。

はやぶさ2トークライブ

11時からの講演を聴講。時間が短めで、もうちょっと聞きたかったかな。
まだ「りゅうぐう」の詳細が分からないので、現在は「小惑星近傍運用」の訓練を色々と行っているとのこと。色々条件を仮定して、それならどうするかというのをシミュレートするというもの。実際に情報が分かったらミネルバ2とか着陸とか、タッチダウンとか衝突実験の詳細を決めるけれど、その決め方の検討とか。


展示会場の方には、「りゅうぐう」の現在の模型も。

(光量変化測定から推定されている形を再現したもの。来年の展示までには「りゅうぐう」の詳細データが分かっているはずなので、もっと細かい模型になっているはず。つまり、この模型は今年しか見られないのだよ、とのことでした。)

はやぶさ2 焼きそば

銀河連邦コーナーにて昼食。たしかに、はやぶさ2
  

その後、第7会場のOMOTENASHI、DESTINY+、第8会場の再突入実験の展示などを見て回る。

イプシロンロケット

森田泰弘先生の講演。イプシロンプロマネは4月に井本先生に引き継いでいる。
こちらも割と一般向けを意識したもので、3号機、4号機、シナジー開発などの概要を紹介。
打ち上げの省力化はできたので、打ち上げ後の管制(追跡も含む)の省力化もやりたいとのこと。

スパコンによるロケット開発最前線

第1会場でのミニ講演。機体、エンジン、各部品の性能や負荷などを数値計算で求め、全体を高速化しようという話。
JAXAの独自性がどこにあるのかは、分からず。

イプシロンロケット3号機、シナジー開発

イプシロンの新プロマネの井本先生の講演。
今朝3時まで内之浦で仕事、今朝の飛行機でこちらに戻り、昼過ぎに到着したとのこと。ということで、間に合うかどうか分からなかったため、告知がギリギリまでできなかった。この講演のためにわざわざ戻ってきてくれたのは嬉しい。


3号機、4号機の打ち上げはほぼ予定通りできそうとか、Destiny+はイプシロンでやるとか、3号機の試験内容の詳細とか、現場の人の話は面白いし、井本先生の意欲も伝わってきた。
今日聞いた中で、一番面白かった。