k-takahashi's blog

個人雑記用

FIREWATCH

一旦クリア。
スタイルはアドベンチャーだけれど、謎解きというよりはストーリーを楽しむタイプですね。
若干病んでいる登場人物、途絶した環境、不十分な情報、という設定の妙で、回答選択システムをうまくストーリー(最近はナラティブと言うのかな)にまとめ上げている。
音声が効果的で、これが事前録音を再構成しているのだが、上述のように設定をうまく作ることで不自然ではなく不安を表現する方向に持ってきている。ここが評価されたんだろうな。


グラフィックは凝ったものではないけれど、山林監視員が動き回る範囲という点では充分で、こういうのを安価で素早く作れるようになったから、こういうシステムのゲームが成立するようになったんだろう。


UIには幾つか戸惑うところがあって、システムのキモであるトランシーバー会話が、なぜかUIとして最優先されておらず、地図が出ているとまず地図を片付けないとトランシーバーが使えない。専用キーを割り振っておいて、なぜこういうUIにしたのかなと不思議だった。