- 出版社/メーカー: コザイク(cosaic)
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ちょっとコンポーネントが豪華(イラストとカードとかが綺麗)なのと、あとこの手の脱出ゲームで常に課題となる「正解判定」にLINEを使っているところが面白いところ。
妻と2人でプレイして、ヒント1回で2時間半弱、といったところ。謎解きに特に理不尽さは感じなかった。
SNEからは「EXIT」シリーズの和訳も出ているが、上述の装丁・LINE活用以外にも、コンポーネントを直接加工する作業がない(日本人はこれを嫌う人が多い)というのも国産ならでは。
LINEは、正解判定以外にもゲームコントロールとヒント提供にも使っていた。あとは、ゲーム終了後の種明かしとアンケートもここから。更に言えば、SNEはプレイログのデータ(どの謎にどのくらい時間がかかったか、間違った回答がどの位の比率だったかなど)と、次回作のプロモートに使えるユーザリストも手に入れたことになる。
これだけメリットがあり、かつ最初に導入するバリアを本作のような秀作でクリアしたのだから、今後はリアルコンポーネントとスマホアプリ(あるいはメッセンジャー)の組み合わせは流行るだろうな。(アプリは「ダウンロードしてもらう」という手間が必要だし開発工数も増えるから、最初はLINEというのは良かったと思う。私も最近はRPGのマスターのときの資料配付はTwiterのDMを使うことが増えた)
すぐにというわけにはいかないが、りんなをUIにした脱出ゲームなんてのもそのうち出てくるだろう。
エラッタ
やればすぐに気がつくけれど、エラッタが出ている
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