k-takahashi's blog

個人雑記用

ニュートン 2019年12月号

 

 巻頭はノーベル賞紹介。化学賞の吉野彰先生については、以前(2015年4月号)の記事を再構成した記事を載せている。水島公一先生の論文を見つけたのがラッキーだったということも書いてある。

 

むかわ竜が新種と判明した記事もある。「日本は世界で最も白亜紀の海成層が残っている地域」というのは、ハドロサウルス科の恐竜が海岸線を好んだということと合わせると、もっと見つかるかもという期待に繋がる。

 

太陽系外から飛来した2例目の天体「ボリソフ」。面白いのはオウムアムアからわずか2年でみつかったのが「予想外」というところ。見逃していた可能性は低いがだとすると2個続けてというのが不自然だ、と。偶然なのか何か見落としがあるのか。

 

心理学の特集は、割と普通。生理心理学から経営心理学まで手広く紹介。

心理学特集とは別に夢の記事もある。(こっちにもフロイトユングがでてくる) 面白かったのは「最近では、レム睡眠かノンレム睡眠かという区分けと、夢という現象を分けて考えるべきだとする研究者もおおくなってきています」というところ。レム睡眠のときも夢は見ているのだそうだ。