k-takahashi's blog

個人雑記用

100分de名著 知的好奇心が未来をつくる ~「太陽系最後の日」~

この物語を通してクラークは人類の旺盛な知的好奇心や未知なるものへの探求心が技術水準や知的能力よりもはるかに大切なものだと訴えている。第一回は、「人間にとって知的探求心とは何か?」「それがなぜ大切なのか?」を考え、人間の中にある限りない可能性に光を当てる。

https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/96_clarke/index.html

 

「朗読:銀河万丈」ってところで、解説なしで全部朗読でもいいなじゃないか、とちょっと思ったが、そこは瀬名先生なのでちゃんと解説してました。

「SFの功罪両方」というのはその通りで、ある意味「ナショナリズムを1000%美化して書いたような」という意見は昔からあった。が、「それがどうした」と言い切れる面白さを持った小説なのも事実。

ただ、やっぱり恒星間の距離とか化学ロケットの限界とか知ってないと、最後の部分ピンと来ないと思うけど、そうでもないのかなあ。