k-takahashi's blog

個人雑記用

NOVA 2021年夏号

 

 おなじみのNOVAシリーズ。1年以上開いてしまったが、続いてくれればそれでよし。

どうしてもコロナネタっぽくなる(感じてしまう)のは時節がら(書く方も読む方も)だし、それはそれで2021年の本らしい。

 

笑ったのは、「その神様は大腿骨を折ります」(新井素子)。いくらでもシリアスにできるネタなんだが笑えるの。

 

ネタとして面白かったのは、「無脊椎動物の想像力と創造性について」 (坂永雄一)。生態系SFで、蜘蛛の生態系が地球を支配していくお話。これは長編でも読んでみたい。(というか、疑似知性的なところがもっと細かく書き込む方が面白さが増すと思った)

 

「オービタル・クリスマス」(池澤春菜/堺三保原作)は、元々が映画の脚本だったんだなという感想(先に、映画見ちゃったせいかもしれないけど)。

 

IoTだのギャンブルだののネタは、料理難しいなあとも思った。(作品がそこそこ面白いだけに、なおのこと)