k-takahashi's blog

個人雑記用

ナイトランド・クォータリー 26

 

(ポリコレも大変だねえ、というのは、まあ、おくとして)

 

特集は「異教の呼び声」。ホラーだと「邪教」が多いが、ここでは異形ならぬ異教を扱っている。

巻頭の「東西魔神代合戦」(シーベリー・クイン)は、異教の呪いと戦うというよくある話にタイトルから推測できるネタを入れて楽しくまとめた一作。

「鴉の岩、この世の果て」(グリン・オーウェン・バーラス)はブリタニアを舞台にした「奇妙な遺跡」もの。遺跡の探索で異教の異常に遭遇し、というとありがちだが描写が面白い。

 

コラムは、健部伸明、鈴木一也というゲーム系な話が面白い。特に「ペイガンの国・日本」(鈴木一也)はメガテンネタで始まり、ゲームと日本文化の話とが入り交じって興味深い。ゲーム雑誌にでも載せたいコラム。