メモ代わりだけど、全部だと大変なので、一部。
メカミリ
帝国海軍給油船団の戦い(烈風天駆)
昭和18年度の給油艦(船)の活動をまとめたもの。連合艦隊主力を内地に置けなかった理由がまとめられている。なんと、内地に艦隊主力を維持するだけの油がないのである。
国境之島「金門」(版元ひとり)
ミリタリー関係を中心にした金門島訪問記。1日では回りきれなかったけどと書いているが、フルカラーで面白い記事満載。
軍事博物館巡り vol.11 イスタンブール編(ETERNAL BREAK)
博物館の中身の詳細よりは、行き方や印象、エピソードなどを中心にしている。イスタンブールでは、変な人が寄ってくるパターンが多く大変そうだ。
日本航空母艦 飛行機運用概要(烈風改)
空母は艦載機を運用するためのもの。特に発着艦の運用は大変なのだが、それをどうやっているかを解説している。エレベータとかの使い方などに色々と工夫が出てくるし、とにかく短時間でできるだけ収容したいとか、収容した航空機をできるだけ早く整備して再出撃させたいとか、色々なパターンがある。
日本海軍の空母用射出機(烈風改)
帝国海軍はカタパルトの実用化はできなかったのだが、当初は対潜目的というのは知らなかった。艦載機の大型化との競争になってしまい、結局ロケット補助が採用されてカタパルトは実用化されなかった。
宇宙の傑作機 ソユーズロケット(風虎通信)
大陸間弾道弾に始まり、いまだに利用されているソユーズロケット。ソ連(ロシア)の宇宙開発と言えばコロリョフが有名だが、ソユーズロケットに絞れば主役はヴァシリー・ミーシンという人物。長く使われている信頼性というのにも、実は分析すると70年代に進歩が止まっているようだということも書かれている。
アリアン5 VA245/ベピ・コロンボ打ち上げ取材日記【下】(液酸/液水)
打ち上げ当日から帰国まで。地元の市場を巡ったりしている。現地に到着する前の話は「上」の方に書いてある。
パラボラアンテナガイドブック2022(なりたま通信所)
パラボラアンテナ自体の解説と、国内のパラボラアンテナ見学ガイド。臼田、美笹、野辺山が有名だけれど、他にも色々ある。理屈が分かると見方も分かりやすくなる。
評論系
表紙は配置が9割。 同人デザイン解説本:表紙レイアウト編(POO松本)
POO松本氏のデザイン教科書。ナルホドと思うところ多々なのだが、実行は出来てないなあと反省しきり。
「同人誌レビュー&デザインアドバイス副読本」のコミティア136編と137編も入手。アドバイスを読んでいて「すみません」と思うところが幾つも。
大人なお友達に送る企業博物館読本13(かざたち)
おなじみのシリーズ。コロナ禍では新規の見学も覚束ないようだが、今号にも富岡製糸場(片倉工業)とか一蘭とか。アパグループもあるんだね。
赤城さんの鎮守府食べある紀行 総集編3(なぐもカレー部)
艦これの赤城さんを主役にした食べ歩き本。呉・舞鶴・江田島・イタリアが舞台。イタリアか、一度行ってみたかった
このご当地カレーがすごい(版元ひとり)
浅草の「カレーランド」から選んだ「ご当地レトルトカレー」の紹介本。単においしいかどうかという以上に、「地元を紹介する」というミッションを持つのがご当地カレー。その辺を意識したインタビューが面白い。
47都道府県庁食堂カレー巡り 上(大谷号)
県庁の食堂のカレーを食べ歩くという企画。カレーのない食堂はないというところで比較に丁度良いネタということ。価格の付け方の理由(他のメニューとのバランスとかが多いかな)、地元アピールポイントの有無(食堂用の品をそのまま出すパターンと地元アピール用に工夫してあるものとがある)、食堂自体の紹介(レトロ風が多いね)とか面白い。
SF
剥奪する生(はるこん実行委員会)
はるこんが毎年出している、SF翻訳本。本号はエリザベス・ベア。表題作は寄生生物を扱ったもの。最近流行のHe/Sheを全部Theyにしている作品だそうで、分かりにくくなるので私は嫌いなのだが、本作については良い効果になっていると思う。
特撮が来た 36(開田裕治)
コミケの間があいたおかげ(?)で、ウルトラマンZとゴジラSPの組み合わせという実に美味しい一冊に。
ネオ・ユートピア 62(ネオ・ユートピア)
藤子不二雄ファンクラブの会報。トキワ荘特集ということで、やっぱり「まんが道」を思い起こしながら(違いを楽しみながら)読むよね。
ゲーム・コンピュータ
GameDeep 38,39,40(Gamedeep)
競技団体のリーグの作り方、サッカーのリーグ問題、位置ゲーム(魔法円を逸脱するゲーム)など、ゲームを遊ぶ一回り外の話が多くて面白い。
Compose Recette(Tech Booster)
アンドロイドアプリ開発というのも変化の激しい世界だが、現時点(2011年末、Android 12)の標準的な技術(標準的といっても新しいネタ)を紹介する本。ちょっと見ないうちに色々変わっている。
ゲームマスター響 ロイヤルターフ編(さといも牧場)
競馬ネタということで「ロイヤルターフ」。邪魔しつつ本命馬を勝たせようとするゲーム。
Cepheus Deluxe Refernce Guide
システム自体はシンプルなんだけれど、キャラメイクとかのデータがたっぷり。
ローズ・トゥ・ロードの本(仮)4.2 (年間ぱら)
ユルセルームの王の道に出現する「夜鳴きソブ」について。たしかに、いても許されそうな設定ではある。
ファンタジー世界の徴税と現実の徴税 5,6(黒カリンのどアメ)
6冊目となったシリーズ。お金の話を真面目にすると面白いのだが、世知辛くなる。物品税とか関税とか予算とか。
ハドソン伝説3 PCエンジン誕生編(HighRiskRevolution)
PCエンジンの開発、開発環境の開発、初期のゲームの開発、という辺りのエピソード色々。関係者の証言や各種資料を分析して、妥当な説を整理しているという労作。NECも大概無茶だが、これが通る時期だったんだね。ハドソンにお金があったタイミングというのもある。
怪物狩猟(FT書房)
特殊狩猟(つまり特別なモンスターが相手)の10個セット。独特のモンスターは戦闘系ファンタジーRPGの華の一つだが、それに特化したゲームブック。
TRPGのミニシナリオに変換するとかにも使えそう。
トンネルズ&トロールズ完全対応ゲームブック エンド・オブ・ザ・イヤー・イン・シタデル(GTR)
パラグラフの代わりにトランプを使ってシーンを繋ぐゲームブック。なので、プロローグのシメは「さあ山札から最初のイベントカードを引き給え!」となっている。なにかあると時間が経過し、深夜になると強制終了。それまでにミッションが終わるか?というシステム。
STARS without number (偵察局漂流船)
クラシカルなスタイルのSF TRPG。ランダムにイベントを発生させ、世界を創っていくという初期のトラベラーのようなシステム。かなりボリュームがある(400ページ弱)ので、ちょっと準備が必要そう
ドミニオンが「勝手に強くなる人」になるための6つの心得(ドミニオンラボラテリー)
ドミニオンの初心者向けガイド。ルールは大体分かった、で次はどうする?という辺りが対象。私はこっち。テクニックではなく「考え方」の説明なので、これを読めば強くなるというわけではない。強くなるにはこういう風にプレイすると良い、というアドバイス。
ドミニオンの上級者が自然とやってるテクニック集(どみにおんらぼらてりー)
「テクニック集」は中級者以上向け。私はまだまだ。