k-takahashi's blog

個人雑記用

ストリテラ

www.kadokawa.co.jp時々遊ぶ新作TRPGということで、本日発売の「ストリテラ」をオンセで。

 

遊んだのはこちらのシナリオ

人狼村」はいわゆる「人狼ゲーム」を遊ぶシナリオではありません。
このシナリオの正体は、「人狼がいると言われているけど実際には人狼はいない村」を舞台に、「それはそれとして潜んでいる異常存在」を演じて遊ぶというものです。
人狼はいませんが、人狼がいるというていで、人狼じゃないなにかが暗躍することとなるでしょう。

 

実プレイは2時間ほど。非常にメタな遊び方が必要な気がするのだが、なにせスレたプレイヤーがやっていることだからなあ。

大体こういうストーリーにして、ならこのキャラがこのトピックを取って、順番はこうで、みたいなのをしばらく打ち合わせ。

あとはトピックごとに主役担当プレイヤーが話の方向性とオチを決めて、そのあとは5分間ほど、割と絵に描いたような「口プロレス」をやる。(ここでは悪い意味で言っているのではない。)キーワードや演出方針に合わせてその場で演出を続けていき、シーンプレイヤーとサブ・シーンプレイヤー以外は追加のキーワードをどんどん放り込んでいく。この辺が、もうオンセ前提かなという感じになっている。

で、最後にキャラクターの目標を果たせるようなエンディングを作って完了。

 

ゲームシステム的には、このキーワードと目的の間にもう少し構造的に支えるものがほしいような気もする。あと、トピックにはメインとサブの2キャラが登場するのだが、ここの決め方にももう少しシステム的なサポートが欲しい。

(ルールとしては、キーワードを拾った時のポイントが同点になったときの処理が見つからず、ならばということでプレイヤーが空気を読んで同点にならないように済ませたけど、正しくはどうなんだろう?)

 

我々が遊ぶと、メタ分の少ない「イッツ・レイト・レイト・レイトショー」みたいな感じになるが、最近の若い人や動画勢なんかだともうちょっと格好良いプレイになるんだろうかな。(というか、動画勢ビジネスに合わせたシステムなのでは?という感想も出ていた。プレイヤーの演出芸を見せれるし、シナリオネタバレが問題にならないシステムだし、ということでそっちに調整しているのかも)