k-takahashi's blog

個人雑記用

デジタル原始人

 

本書はハウツー本ではありません。読んで自信をもっていただくための本なのです。(p.20)

2016年に手首を骨折、そのリハビリをかねてデジタル化に邁進した川原泉先生の苦闘と進化の歴史を綴った一冊。

やたら文字が多い(川原泉だから当然か)が、基本的にはエッセイマンガ。デジタル化の勘所が掴めていない人にとってデジタル化がいかに大変かがよく分かる(なにせ、連絡は電話である。スカイプにしようものならそこで躓くこと必定な人達が挑戦しているのである)。頭が悪いわけでもやる気がないわけでもない、「掴めていない」状態での苦闘の歴史。

 

あと、UIとかデジタルデバイドとか考えている人は、そういう視点で読むことお薦め。