最近流行のWeb3。
こちらは、ポイントを押さえつつ、煽らないスタイルで、安心してお薦めできる一冊。終盤に開発の話が入ってくるが、そこ以外は誰でも読めると思う。
web1とweb2は性欲、web3は金欲、というのはなかなか上手い視点(初期のインターネットがポルノ画像探しに使われたことや、SNSがマッチング(デート)に使われたことになぞらえたもの)。
今のweb3が非集権を謳いつつ、実際にはインフラ維持のために集権的になっていることも書いている。DAOもこれからだよねという感じで、各人が己の欲望に忠実に動くことで維持と管理を成立させているビットコインの凄さも分かる。