k-takahashi's blog

個人雑記用

NIPPON2007

 色々とあちこちのブログを見て回る。特にどこをということもないが、何となく追加の感想を。


 2009年の開催はモントリオールに決定。会場の建物まで決まっており写真が展示されていました。って、これ前を通ったことある建物だ。いわゆるモントリオール旧市街にも歩いて行けるくらい近くてかなり良い場所です。美味しいアイスクリーム屋さんが近くにあるんだよなあ。


 英語セッション。正直結構きつかったです。もうちょっと英語勉強しないと駄目だなと反省。特に、海側にはエコーがきつい部屋がいくつかあってここはほぼ駄目でした。更に言うと、英語セッション(というか向こうのスタイルだろうけれど)は、前に座っている人とこちらに座っている人が混ざりながら喋ることが多いのですが、一般席側に座っている人の声は、輪をかけて聞きにくいです。
 交流メインのセッションがもう少しあっても良かっただろう、という意見には同意しますが、かなり頑張らないと足りない時間が更に足りなくなる危険がある。まずはパーティ形式をもっと増やすところから始めるのが良いかな、と。
 同時通訳を用意することについては準備会でも検討したそうですが、あまりにもコストが高くなってしまうため断念したとのことでした。

 ただ、今回やってみて要求されるレベルとかはある程度分かったはずです。セッション前の打ち合わせに時間をあてがうことができたり、事前に充分な資料があったりするセッションであれば、もう少し通訳者を多く確保することは可能になるのではないかとは思いますが、これは完全に次回以降の課題ですね。

 非英語圏かつ二言語をほぼ併存させたワールドコンは初めてだったはず。再来年の開催地モントリオールバイリンガル都市ですが、逆に二言語が自然すぎてそういうノウハウを溜め込むのには不向き。 中国がワールドコン誘致に前向きだそうですが、今の中国にバイリンガル大会を運営するのは少々きつい。となると、こういうのは、日本がやるべき仕事でしょう。


 会場。日本のホテルは実は宿泊費の点では世界的に見て意外と安いです(ここで言っているのは5つ星レベルのホテル)。ただ、会場代とかは逆に高くつく場合が多く、日本でちょっとした国際会合を開こうとしたときの頭痛の種だったりします。以前、コーヒーブレーク用のコーヒーがバカ高かった(一杯1000円とかのレベルだった)ことがありますが、会議室代に始まって細かい経費が高い。ついでに言うと、ネットワークが貧弱なところが多い。
 ただ、海外からのお客様をたくさん迎えようとする場合、会合運営以外の細かい部分をホテルや会場に仕切って欲しい(どんな会合でも、たいていはマンパワーが不足するから、会合以外のことはできるだけ外部に任せたい。)わけで、そうするとやはり高級ホテル・国際会議場にならざるをえないんですね。


 そう言えば、ゼロ年代の話とかどっかで出たのかな?


 星雲賞は、今回はヒューゴー賞に気を取られていて投票を忘れてました。結果についてはそんなもんかという気もしますが、宇宙作家クラブ組織票問題は、確かにちょっとなんとかしないといけないのかも。