k-takahashi's blog

個人雑記用

Happy Academic Life 2006

学生やポスドクは打ち合わせのために研究者個人の時間を消費するんだけど、一方で優秀な学生やポスドクは研究チームの一員として研究時間を稼いできてくれるので、各ターンで貰える研究時間が増えることになる。

ゆえに学生やポスドクをたくさん囲えばそれだけ毎ターンの研究時間は増えるんだけど・・・一方で、研究者個人としての持ち時間(600時間)は打ち合わせ分着実に消費されていて、打ち合わせですり減った挙句に600時間を超えて消費すると研究者は過労で入院してしまうという・・・(苦笑)

なにこの妙な生々しさw

「優秀な研究員をたくさん雇えばチームとしての総力は高まるけど、その切り盛りのために自分の身は擦り減ることになるんやで」ってことか・・・なんと世知辛い(苦笑)

研究者人生ゲームの絶妙な世知辛さに吹いた - かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

現役の学生さんがゼミで遊んでみた感想の記事があった。なんか、読んでいて大笑い。いや、楽しそうでうらやましい。非常に納得できる感想で、これならデザインチームの人達も本望でしょう。


 発表直後に感想を書いたな、と思って探してみたが、http://d.hatena.ne.jp/k-takahashi/20060503/1146632639 で書いていた。他の分野に展開できるかどうかは分からないけれど、このまま企業人に適用するのはちょっと違うかな、とは思う。


 この手の業界ネタゲームは、ある程度ブラックでないとね。以前買ったアメリカのベンチャービジネスをネタにしたカードゲームでは、どんどん資金を浪費していって、資金がショートしたら倒産して脱落、最後まで生き残ったプレイヤーが勝利、とか爆笑ものの設定だった。(いや、AI学会が作ったものと一緒にしてはいけないのですけど。)