- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/11/25
- メディア: 雑誌
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すでに衝撃的に新しくもなく、カルトとしてはメジャーになりすぎ、骨董品になるほど古びてもいない。<電脳空間三部作>は、もしかしたら、今いちばん読まれにくいポジションにある作品なのかもしれない。(p.62)
という指摘には、なるほどと納得。
資料としては、「差動事典(工事中)」というディファレンス・エンジンのサポート記事が良い。
「キオスク」(スターリング)は、年間ベスト級の面白い短編。解説にあったモノのインターネット云々よりは、シンギュラリティ到来的な読み方で楽しみました。テクノロジーによる社会と経済の変化だからいいんだ、と言い張っておこう。