邦題は「目隠し運転」。
映画「セント・オブ・ウーマン」には、盲目の退役軍人がナビに従って車を運転するシーンが出てくる。そんなことが可能なのだろうか、という実験。
まず、アダムとジェイミーがそれぞれ目隠しをし、相手のナビに従って車を走らせてみるが、もちろん惨憺たる結果に終わる。
では、話はでたらめかというと、そうではなかった。
全盲の人にハンドルを握らせ、ジェイミーがナビに付き、実際の街(と言っても、軍の旧住宅地で現在は無人の街。ただし、作りは本物の街と同じ)を走らせる実験を行ったところ、最高速度50キロで緩いカーブも、交差点の右折も、車庫入れもこなしてしまった。ビックリ。追加実験として、ジェイミーを酔っぱらわせてみたところ、ナビがふらついてしまい、酔っぱらいが運転しているかのようになってしまった。
しかし、運転できるものなんですね。
アシスタントチームは、ゴルフネタ3題。なんと、ペブルビーチで実験していました。(3つめを除く)
一つ目は、木は本当に邪魔か、という話。木が目の前にあれば普通はそこを避けて打つ。しかし、伝説によれば、90%は問題なく通過するという。本当だろうか。
まず、3人組が打ってみる。慣れたトリーはともかく、キャリーは当たり損ねを連発。グラントに至っては空振りの山で実験にならず。
そこで圧縮空気でボールを打ち出す装置を作成、これで100球試してみる。すると、問題なく通過したのは全体の約4分の1。で、伝説はbusted。
二つ目は、金属スパイクを履いていると雷が落ちやすいという伝説。
弾道ゼラチンで2体の人形を作り、一方に金属スパイクシューズを、もう一方にプラスティックスパイクシューズを履かせる。これを電力会社の実験施設に持ち込み、落雷させるという実験を実施。10回落雷させたところ、金属に4回、プラスティックに6回とほぼ同じで、差はないだろうという結論。そりゃそうか。
三つ目は、カップの縁にボールが止まっている状態で、近くで爆薬を爆発させるとボールがカップインするという伝説(映画の一シーンらしい)。
少々の爆薬ではボールを動かすことはできず、これもbusted。