NASA50周年を記念してディスカバリーチャンネルが昨年制作したドキュメント。邦題は「NASA50年 宇宙開発の光と影」となっていますが、そんな「影」とかいうほどの部分はありませんでした。本家のページはこちら。
1時間番組6本構成で、
- ORDINARY SUPERMAN マーキュリー計画
- FRIENDS AND RIVALS ジェミニ計画
- LANDING THE EAGLE アポロ計画(1号〜11号)
- THE EXPLORERS アポロ計画(12号〜)とスカイラボ
- THE SHUTTLE シャトル開発とチャレンジャー事故
- HOME IN SPACE ハッブル、ISS、コロンビア号事故
となっている。基本的には当時の映像中心で、それにインタビューが時々挟まるという形式。この当時の映像てんこ盛りが嬉しい。また、マーキュリーやジェミニの各ミッションの位置づけ(ジェミニの後半がアポロのための技術蓄積に当てられたこともきちんと説明している。宇宙遊泳やランデブー、ドッキングといった技術が大変だったことも分かる)も説明してくれる。
60年代の10年間はさぞ楽しかっただろうな、と。アポロ7号から11号までの5回の打ち上げはたった1年の間に上がっているんだもの。
あとは、ハッブルプロジェクトがNASAにとって非常に重要だったことも分かる。(ハッブルの修理が成功したので、ISSも技術的にはなんとかなるだろう目処が付いた、ということも)
調べたら、パッケージ売りもしているんですね。