昨晩放映されていた「サイエンスZERO」はスペースデブリ問題を取り上げていた。
デブリ数を表す折れ線グラフがあるのだが、中国の衛星破壊攻撃によって跳ね上がっている様子がくっきりと。
(「サイエンスZERO」 2009/06/13 放映分より引用)
あとは、ロシアの軍事衛星が崩壊したことで発生したデブリが国際宇宙ステーションと高度が同じだったため問題になっていることの紹介。デブリがだんだん散らばっていく様子がグラフィックで紹介されていました。
面白かったのがデブリの衝突実験をNHKのハイスピードカメラで捉えた映像。複数収録されており、わりと貴重かも。(動画でみないとピンと来ないので写真は控えておきます。)
九工大で行われた金属板を用いた実験(金属板をデブリにぶつけてデブリを砕いてしまう方法。垂直にぶつかった場合と、金属板を斜めにぶつける場合の比較実験あり)と法政大学で開発されたCFRP・ポリカーボネート・シリコンゲルを重ねた防護材の実験(衝撃を吸収、分散して被害を防ぐ方法。)の両者が映像収録されています。
再放送は、・6月18日 (木) 2:30〜 BS2 ・6月19日 (金) 19:00〜 教育 の予定。