k-takahashi's blog

個人雑記用

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 追加シナリオを2本プレイ。
どちらも、パイロット的な位置づけなのかな。一方は場所と役者を限定した実写もの、もう一方はいわゆるアニメ調のグラフィックにアフレコで声を入れたもの。で、予算・納期・仕上がりを試してみて、せっかくだからそれをきちんとまとめておまけにつけた、という感じ。
 隠し要素はまだあるみたいだけれど、まあこんなものかなという感じで一区切り。


ウィキペディアの記述を見てみたら、フューチャー部門だの40点満点だのと書いてある。良作とは思うが、そこまで言うほどのできとは思えないんだがなあ。


 私は舞台になった渋谷にある程度なじみがあるから、風景とかコミでそこそこ楽しめたけれど、一方でゲーム内リアリティという点では不自然に感じた部分も少なくなかった。あと、中途半端な動画・静止画混じりを見せられるくらいなら、背景写真の上に役者をCGで重ねた方がもういいのかもしれない。爆発とか、事故とかが起きているという設定のときでも、背景がそれらしくなっていないので逆にリアリティが無くなってしまっているし。
 一方でいわゆるアニメ絵は、追加シナリオの一方が該当するけれど、さすがにアニメリアリティになってしまうのでシナリオが全然変わってしまうから、ちょっと話が違ってしまうだろう。


 実写をコストを抑えて活用するノウハウをためればよかったのだろうけれど、日本のゲーム界はそっちにはいかなかったな。アメリカだと、映画とゲームで素材の流用(活用)とかするみたいだけれど、日本だとそっちも望み薄。
 ハリウッドノリだと、映画やテレビ一本撮るのにもコストがかかるから、サイドストーリーなんかはゲームで作った方が安上がりだとかそういう考え方もするそうだ。ゲーム好きの監督とかも結構いるし。日本はそちらのアプローチも難しそう。