ローズ・トゥ・ロード (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 門倉直人
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/03/27
- メディア: 大型本
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うちの本棚にはこんな一画もあります。
そのローズシリーズの最新作が発表された。機会があってカジュアルプレイをしてみたのだが、ううむ。
まず、ディベロッパー出てこい、というのが第一印象。プレイ中にあちこちルールやらチャートやらを行ったり来たりするにもかかわらず、索引があってなきがごとしのうえ、参照ページすらほとんど書かれていないというていたらく。特に索引の貧弱さは本ゲームのように「言葉」を重視するシステムでは致命的だと思うのだが、なぜこのような状態で出してしまったのやら。
あとは、本来ならカードを添付してプレイの一助とするべきだと思うのだが、それはもうコストの問題で不可能なのだろうな。
システムは、Bローズや変夜をさらに押し進めて、言葉の操作と言葉の操作による物語創出とを前面に押し出したもの。一読しただけではさっぱり分からなかったのだが、一度プレイしてみると若干見通しが付いてきたような気がする。ので、もう再読してみるつもり。