k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Ep.136 "Mini Myth Mayhem" 〜カークはゴーンを倒せたのか?

 小規模な実験集。

むき出しのココナツを郵送できるか?

 ココナツに切手と宛名シールを貼って投函したらどうなるか、という実験。届いていました。
 大きな郵便ボックス使っているんだな、と別のところに感心。

銃弾でマッチに火を付けられるか?

 「摩擦マッチ」と呼ばれているマッチは、こすりつけるだけで発火する。銃弾にこすりつけても発火する。では、おいてあるマッチを銃撃して、銃弾がマッチの頭をかすめたら点火するのだろうか?
 ひたすら実験を続ける、アダムとジェイミーだが、10発目で見事に成功。銃弾がこすった後ワンテンポ遅れて火が付く映像はなかなかに興味深い。

耳垢で蝋燭を作れるのか?

 映画「シュレック」で主人公が自分の耳垢から蝋燭を作るシーンがある。これは可能なのか?
 まず、トリーから取り出した耳垢に火を付けると、ぱちぱちと音を立てて燃える。では、蝋燭になるのだろうか?
 スタッフ、スタッフの家族、通りすがりの人まで巻き込んで耳垢をかき集め、これを加熱して練り上げて蝋燭状にしたてるのだが、どうやらものすごい悪臭がするらしく、大変な様子。
 できあがった、「蝋燭」に火を付けるが、すぐに消えてしまう。単に燃えるだけで蝋燭にはなっていなかった。

眠っている人の手を温水に浸すと、おねしょをする?

 という、キャンプに関わる伝説があるのだそうだ。
 まずジェイミーで試そうとするが、ジェイミーは眠れずじまい。次にアダムで試す。睡眠時無呼吸症候群の持病があるそうだが、今回は無事入眠する。が、お湯がかかった時点ですぐに目が覚めてしまい、実験失敗。
 最後は、スタッフの一人を使って実験。お湯に手を浸して5分後、布団が濡れたアラームが鳴り響く。が、お湯がベッドにこぼれただけだったと判明。結局Busted

カークはゴーンを倒せたのか?

 今回の目玉実験。スタートレックのエピソードに、ゴーンというエイリアンとの決闘を強いられたカークが、あり合わせの材料からバズーカを作り、相手を倒すという話がある(『怪獣ゴーンとの対決』)。このカークの作った大砲は可能なのか?
 まず、手作りの黒色火薬の製造に挑むトリーとグラント。30回以上の試行を繰り返し、なんとかそれらしい火薬の製造に成功する。
 次に、竹で作った筒に火薬とダイヤモンドを入れて点火してみる。果たして、ダイヤモンドは勢いよく飛び出すか? が、実験結果は煙が上がっただけ。調べてみると、やはり火薬の性能が低すぎるようだ。 では、もし火薬が首尾良くできていたらどうなるだろうか。
 そこで、市販の黒色火薬を使った再実験。ところが、今度は竹で作った砲身が破裂してしまう。 やはり、無理という結論。

溶けた鉛に指を入れても大丈夫?

 鉛の融点は327℃。もちろん、この温度に人間が耐えられるわけがない。 が、濡れていればライデンフロスト効果のせいで、一瞬ならやけどをしないのだそうだ。
 まずは、ソーセージで試してみる二人。溶かした鉛に濡れたソーセージを入れてみる。が、ソーセージは部分的に変色しており、人間なら火傷が免れない状態だった。何が違うのだろうか?
 実は、溶かしただけの鉛では温度が「低すぎ」たのである。ライデンフロスト効果が働くにはもっと温度が高くないと駄目らしい。そこで、融点から100℃ほど高い427℃まで鉛の温度を上げてみる。すると、たしかにソーセージは無事である。
 そして、いよいよ人間による実験。「これは家でやっては駄目だよ」といういつものスローガンだが今回ばかりはシャレにならない。
 まずジェイミーが実験。成功。 次にアダムが指を4本入れてみるがこれも成功。 ただ、アダムは「蒸気になっているのが分かる」というから、やはりかなり怖いのだろう。一つ間違えば大やけどだから当然だが。