k-takahashi's blog

個人雑記用

オルセー展

 オルセー美術館展2010「ポスト印象派」を見学に行く。

 10時開場と聞いていたので、20分前に到着するが、なんと繰り上げ開場になっていた。慌てて同行するはずだった友人達に電話。どうせ中に入ればばらけるのだけれど、一応入り口で集合。
11時頃に出てきたときには入場まで20分待ちになっていました。
入場制限がかかる最大の理由が配置。「ポスト印象派」というテーマなので、当然最初に印象派の絵が展示されることになる。ここに、日本でも人気のあるモネとかドガとかが来るわけでここに人が滞留する。なので、入場制限をせざるをえなくなるわけだ。この滞留にオーディオガイドが拍車をかける。


 さて、まじめな感想はまじめな人に任せるとして、勝手な感想を。

 印象派が萌え絵だとすれば、スーラ等の点描技法はドット絵・アスキーアートセザンヌ主義はセル画、ってところか? (ナビ派までくると、さらにセル画っぽい)
 点描画でもスーラのは色が薄めに仕上がっているのが雰囲気の違いなのかな、と。ピサロとは印象が違っている。
 え、ロートレック3枚しかないのか、もっとあるかと期待したのに。
 ポスト印象派、とくくるとゴッホが重要なんだなという感想を持った。特に「星降る夜」とか。でも色使いとかは印象派的ではないな、とも。 一方ゴーギャンは別ジャンルですね。
 ピエール・ボナールの「白い猫」が面白い。「脚の長い猫」。
 アンリ・ルソー。確かにポスト印象派ではあるのだろうけれど、完全に浮いている印象。面白い絵ですけどね。今回来ているのはどちらも有名な「戦争」と「蛇使いの女」。