k-takahashi's blog

個人雑記用

色盲への配慮

じっさいのところ、赤と緑に依存したゲームというのはかなりあるのだ。
 だけどそのいっぽう、よく見てみると配慮したのかもしれないゲームというのも中にはある。
 たとえば、カタン。入っている色は、赤、青、オレンジ(黄)、白だ。4色目が緑ではなく白、というゲームは、捜しているとたまにある。
 いや、かもしれないと思っただけだけど。カタンは、日本語版では白が緑に変更されているので特に考えてしまった。
 または、例えばサムライカードゲームのような、なぜか色ではなく形でコマを区別しているようなゲーム。ああいうのも、もしかしたらそういう意図があるのかもしれない。

http://ter.ath.cx/yusei/yuseiki/%E8%89%B2%E7%9B%B2%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%85%8D%E6%85%AE

有名なところではパンデミック。デザイナーのMatt Leacock がインタビューで、「最初は病原体の4色の中に、赤と緑が含まれていたが、指摘を受けて色を変えた。さらに記号を入れて、色が無くても分かるようにした」と答えているのを聞いたことがある。


 プレゼンの資料を作るときも「色だけで区別せず、字体やアンダーラインなどを必ず付けろ」と指導している。まあ、これは、白黒プリントアウト対応でもあるのだが、根本的な考え方は似ている。