k-takahashi's blog

個人雑記用

中国、ダライ・ラマと会談で貿易削減の報復

先日、中共胡錦濤主席がフランスを訪問した際、フランスは人権問題をスルーして商談をまとめていた。

 【パリ共同】フランスを訪問中の中国の胡錦濤国家主席は4日、サルコジ大統領と会談し、欧州航空機大手エアバスの旅客機102機の購入などの売買契約に調印した。中国側によると、総額約200億ドル(約1兆6150億円)の取引となる。

http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110501000194.html


 おやおや、と思っていたのだが、実際に中共が脅迫を実行に移していた疑いが濃厚になった。

北京(CNN) 中国が分裂主義者として非難するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した外国首脳の所属国が、会談後の2年間の対中貿易で平均8.1%の輸出減少を被っていることがドイツの大学が4日までにまとめた研究報告書で分かった。中国は対外貿易で政治的判断に大きな意味をもたせ、外交政策遂行の手段にもしていると結論付けている。

http://www.cnn.co.jp/world/30000787.html

中国政府は表向き、貿易、経済交流を政治問題化することに反対しているが、ダライ・ラマの会見相手の外国に対してはたびたび貿易関係に支障を与えるだろうとの警告をしている。

http://www.cnn.co.jp/world/30000787.html

経済力をチベット弾圧の道具にしている中共政府。もっとも、ダライ・ラマ法王が分かりやすいパラメータになっているだけで、他にも色々な要因はあるのだろう。