k-takahashi's blog

個人雑記用

フリンジ ファーストシーズン

 スーパードラマTVで「フリンジ」の第1シーズンのファイナルが放映された。
バイオテロ組織「ZTF」が絡んでいる様々な怪事件(番組ないでは、「パターン」と命名されている。)を、FBIの特殊チームが追うという設定で、いわゆる超常現象・オカルトや境界科学をネタにしている。
捜査チームの中心がオリビア捜査官。超常現象のスペシャリストとしてウォルター・ビショップというマッドサイエンティストが登場している。このウォルターが面白いキャラクターで、元ハーバードの教授だが、ある実験をきっかけに精神病院に収容されてしまう。それが「パターン」の捜査のために、息子ピーターを後見人とする形で退院している。ウォルターの奇行と、妙に人情っぽいところの取り合わせがちょくちょく表現されていて、面白いキャラ。
X-Files」では、超常現象に傾倒するモルダウとそれを諫めるスカリーという組み合わせだったが、本作だと、オリビア捜査官は割とすんなり超常現象になじんでしまっているのも面白かった。


この手のTVシリーズの常として、伏線が引かれまくっていて、1シーズンが終わった程度では全然回収がされていない。シーズンファイナルのクリフハンガーが、あのビルでのオリビアとあの人との初対面だったりする。
幸い、第3シーズンまでは制作済みなので、しばらくは楽しめそうだ。