k-takahashi's blog

個人雑記用

チベット本土で相次ぐ僧侶の焼身自殺

2008年の蜂起以降、チベット本土の状況は悪化傾向にあります。とりわけ今年3月以降は、中国によるチベット占領と抑圧を許しがたいと考える若者による焼身自殺が相次ぎ、事態は緊迫の度を増しています。

チベット本土で相次ぐ僧侶の焼身自殺とチベットへの支援と連帯に関する、 亡命政権内閣(カシャック)と議会の共同プレス声明 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

今年焼身自殺を行った7人の若きチベット人僧侶のうち、以下の4人が死亡しました。
●ロブサン・プンツォック(チベット北東部キルティ僧院の僧侶) 2011年3月16日死亡享年21歳
●ツェワン・ノルブ(チベット東部ニーツォ僧院の僧侶) 2011年8月15日死亡 享年29歳
●カイン(キルティ僧院の元僧侶) 2011年10月7日焼身 8日死亡 享年18歳
●チョーペル(同上) 2011年10月7日焼身 11日死亡 享年19歳
●残りの3人、ロブサン・ケルサン(18歳)、ロブサン・クンチョク(19歳)、ケルサン・ワンチュク(17歳)の容態は依然、不明です。

チベット本土で相次ぐ僧侶の焼身自殺とチベットへの支援と連帯に関する、 亡命政権内閣(カシャック)と議会の共同プレス声明 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

仏教弾圧に抗議するための焼身自殺というのは、歴史上繰り返された話ではある。
だが、容態不明というところは、不気味としか言いようがない。