2012年10月6日正午、アムド地方ツゥ(ツォエ 合作)から約10キロ離れたドカル僧院でのこと。同院仏塔前でサンゲ・ギャンツォ(27)は「ダライ・ラマ法王をチベットに!チベットに宗教と言語の自由を!」と叫び焼身、その場で死亡した。
「夫婦けんかが原因で焼身自殺しました」中国政府が遺族に書かせようとした手紙―チベット(tonbani) : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)
RFAに現地から寄せられた情報によると、警官と役人が悲嘆に沈む遺族を訪ね、「サンゲ・ギャンツォの焼身は中国政府への抗議ではなく、夫婦仲が悪くなったことを苦にしたもの。そういう内容の手紙を書き署名すれば、100万元(約1250万円)与えよう」と持ちかけたという。
様々な事情で、中共の圧力に屈せざるを得なかった人もいるだろう。