チベットで続く焼身抗議。中国政府は昨秋から「ダライ・ラマ一派が扇動している」との見方を示し、煽動者は殺人罪で逮捕する方針を打ち出した。先日、煽動者に対する初の有罪判決が報じられたが、今回またまた「焼身扇動殺人事件を解決した」とのニュースが中国官制メディアによって報じられた。
中国の焼身抗議封じ込め政策に変化、「ダライ集団」の陰謀と主張し“煽動者”を次々逮捕(tonbani) : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)
ちなみに、この新華社発表の記事を時事通信さんがまめに記事にして下さっている。
中国の焼身抗議封じ込め政策に変化、「ダライ集団」の陰謀と主張し“煽動者”を次々逮捕(tonbani) : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)
(中略)
現地に入り検証するすべのない外国メディアの報道では、このようにそのまま新華社の言う通りに書くしかないわけだ。唯一、表題に「チベット族への締め付け強化」としてくれたことが救いではあるが、これを読んだ一般読者の方々はどのように受け止めたのだろうかと、少し不安になる。
残念ながら日本のメディアの現状はこのレベル。