2次試験からペーパー試験を廃し、面接など「人物評価」を重視することで、各大学に抜本的な入試改革を強く促す狙いがある。
http://mainichi.jp/feature/exam/news/20131011k0000m040148000c.html
と記事には書いてあるのだが、後半のインタビューを見るとなんか微妙にニュアンスが違うような印象。
別記事には、
「公平性」だけに寄りかかるわけにはいかない。
http://mainichi.jp/feature/exam/news/20131011k0000m040154000c.html
この記事を書いている福田隆という記者に聞きたいのだが、公平性を否定する根拠は何?(「だけ」じゃないと書いているとか言い逃れするだろうけど)
そんな「人物評価」とやらで入試が実施されていたら、多分私は母校の入試は落ちていたと思う。ぐだぐだ言わないペーパーテストだから通して貰えたようなもの。教育機関としての大学は、犯罪者とかは別にすれば、ペーパーテストで良い。というか、お願いだからペーパーテストにしてくれ。
「他のことはダメだが、ペーパーテストだけはそれなり」という人は高等教育を受ける権利がないとでも?
もちろん、研究機関としての大学に人材の多様性を求めるのは賛成。
たいていの大学は教育機関としての顔と、研究機関としての顔を兼ね備えているのだから、分野とか研究室毎に適当な配分で割り振れば良かろう。
なぜ、大学毎のペーパーテストを否定するのだろう? 一部の人にとってそれは都合の悪い制度だろうが、否定するなら根拠をきちんと出して欲しい。