読売新聞の記事らしいのだが、
北海道内で昨年、インターネットサイトを利用して児童買春や淫行などの被害に遭った18歳未満の少女のうち、約9割がスマートフォンの「無料通話アプリ」などの「交流サイト」を使っていたことが18日、道警への取材でわかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140319-00000095-yom-sci
というのがあり、この無料通話アプリというのがLINEらしい。
なるほど、LINEは少女を狙った性犯罪の温床のようだ。
ところで、別の調査だが、去年の秋にある機関が行った『女子高生のSNSアカウント管理に関する調査』によると、
98%がLINEを利用、Twitterは88%でFacebookは53%という結果に
http://www.appps.jp/archives/2114963.html
だそうです。
女子高生の98%がLINEを使っていて、被害者のうちSNSを使っていたのが9割、ということは、分かりやすく適当な数字に置き換えると、
- 100人の女子高生がいると、98人がLINEを使っていて、2人が使っていない
- 被害者(仮に10人にしよう)のうち9割(9人)がLINEを使っていて、1割(1人)が使っていない
- LINEを使っているうち被害に遭う確率は 9/98 で約9%、使っていないと 1/2 で約50%。
あれ、LINE使った方が5倍も安全じゃ?
まあ、SNSが犯罪にも使えるというのは定性的には事実だとは思うよ。前提が違っている部分が多いから、上の例は数字遊びでしかない。
でも、最初の記事はもう少しきちんと書かないとダメだろう。