k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 191 – "Trench Torpedo" 〜塹壕の防御力

爆発好きの人も大満足、というナレーションで始まるエピソード。そして、アダムが第一次大戦の頃のコスチュームで登場。塹壕の中で爆発があったときの防御力の話。
塹壕の曲がり角が90度で角張っているのと丸まっている時とで、衝撃波の伝わり方が変わるという話だが本当だろうか。
まずアクリル板の水槽でチェック。アクリル板の水槽は簡単だが、波を作るのが意外と面倒というのがちょっと面白かった。適当な大きさの波を安定して起こす仕組みが難しい。
さて、それで3通り比較してみると、確かに波の高低差は、直線>曲がった角>直角の角 の順になっている。
ということで、三種類の塹壕を実物大(長さ15メートル)で製作。この端で10キロのTNTを爆発させて、反対側の端への衝撃を計測する。
派手な爆発が繰り返される実験だったが、直角の角で確かに衝撃は減るようだった。
ただ数字的には差はそれほど大きくないようにも見えた。


アシスタントチームの実験は、ピエロの乗った車が事故に合った時、風船がクッション代わりになるか?という伝説。
まずは車をピエロ仕様に(なぜ?)する。トリーがピエロの仮装をして派手なペイントをしていた。みなさん、ノリノリでピエロの扮装している。
当然、バスターにもピエロのコスチュームを着せていた。
まず対照実験。時速60キロ相当になるように、車を釣り上げて地面に落とす。バスターに付けた衝撃センサーの測定値は 600G。かなりの衝撃だ。
そこに、普通にピエロが使うような風船を詰め込み、同じように落としてみる。当然効果無し。
そこでアシスタントチームは、いろいろな風船で調べてみることにする。風船の動物、小さい風船、大きな風船、ポリエステル製の風船。
効果があったのは大きな風船をぎゅうぎゅうに詰め込んだ場合で、130Gまで減らせた。悪くない。
最後は風船ならなんでもあり、で3人が色々な細工を施す。グラントが作った、小さな風船をビニールシートに貼り付けたものが一番効果があり、これを車の隙間に入れて実験。
効果はあったけれど、残念ながらシートベルトの代用にはならず。まあ当然だ。