k-takahashi's blog

個人雑記用

曜変天目

静嘉堂文庫美術館で、「備前刀」の展示をやっている。それに合わせて国宝の曜変天目も展示ということで見にいってきた。

「曜変」は、唐物茶碗「土之物」(陶製の茶碗)のうち、もっとも貴重で高価な茶碗として、分類格付けされてきた。福建省建窯の焼成品で、これは偶然の所産と見られている。

http://www.seikado.or.jp/collection/clay/001.html

 常設展示はないので、こういうときにね。

 

メインは備前刀で、昨今の刀剣展示の例に違わず若いお嬢さん他で賑わっている。

 

漆黒の器で内側には星のようにもみえる大小の斑文が散らばり、斑文の周囲は状の青や青紫で、角度によって玉虫色に光彩が輝き移動する

という独特の光彩が魅力。
ショゴスとか、ヨグソトースってこんな感じなのかなあ」とか「実はショゴス細胞を練り込んであり、そのため忌み嫌われて破壊され、残っているのは僅か」とか、しょうもないことを考えながら見てきました。