k-takahashi's blog

個人雑記用

この青い空で君をつつもう

 

時をかける少女」を連想しながら読んだ。本書は折り紙に託された情報がキーの一つになっていて、その辺の描写は面白い。

ただ、個人的には高校の文化祭でクラスの出し物をみんなで頑張りました踊りましたとか、甲子園に出ました応援に行きましたとか、そういうネタは苦手。苦手というかリアリティがなくて作り物感を強く感じてしまってノレない。ノレないので描写が長くて邪魔だなあという感想になってしまう。折り紙なり、物質の構造に情報を載せるなりというところに集中してくれる方がよかったかな、と。(あくまで個人の相性の話。高校の同級生が病没し、そっくりの弟が入学してくるという設定なんだから、リアリティレベルは別におかしくない)