目次にはこんなことが書かれている。
- そもそも「ゲーム」とは何なのか?
- それで「ゲーム」とは結局のところ何なのか?
- 意志決定
- 目標
- 障害物
- 資源管理
- ゲームトークン
- 情報
これを、いわゆる美少女ゲーに当てはめると、「静的」だが「目標はあり」「直線的ではない」。これだと結構ゲームと言っても支障がないように思う。そして、後半についても、意志決定はある、目標はある、障害物も一応ある、資源管理やゲームトークンはほとんどない、情報はある。
となると、「参加者」がポイントになってきそうだ。ここまで話を進めれば、一旦保留した「コミュニティ論」を持ってきても大丈夫だろう。そして、確かに、コミュニティ論の文脈で言えば、プレイヤーは明確に参加者であって、コミュニティ参加を前提にすれば、美少女ゲーをゲームのカテゴリーに入れても問題なさそうだ。
一応、これはこれで一つの結論。*1
じゃあ、「マルチエンディング」は何だ? というのが続きかな。