一昨日の夕刊に載っていたコラム。
知的生活を送るには金がかかるものなのだな。働いて稼いでうんと資産を作らなくては、満足な知的生活を生涯送ることってできないんだな。
知的生活とは絶えず本を買い続ける生活である。したがって知的生活の重要な部分は、本の置き場の確保と言うことに向かざるをえないのである。つまり空間との格闘になるのだ。そしてこの点における敗者は、知的生活における敗者になることに連なりかねないのである。
主にネット上で活躍していた梅田氏が、ウェブ進化論という書籍によって大きな影響を与えることになったのも面白いことなのだが、その梅田氏が蔵書を抱え込む話を書いているというのも面白い。本、侮り難し、である。