はてなによるキーワードプレゼントキャンペーンで、モニタープレゼントを実施中。（説明はこちら）
なるほど、こういうキャンペーンのかけ方もあるのか、と思ったし、モニター欲しいし、ということでネタにしてみる。
色覚の差違によってUIが役割を果たせなくなることはわりとある。仕事で作る文書でも、誰が読むか判っているものだと、色で区別してしまう（いや、設定が簡単なので。MS-Officeとかだとボタンちょいちょいだし）が、誰が読むか判らないものは、色だけの区別はしないようにしている。（字体を変えたり、アンダーラインにしたり）
上記キャンペーンで触れているのはモニターだが、これがプロジェクターだとさらに色が変わってしまい事態が悪化しやすい。某規格制定のWGに参加しているのだが、参加者の1名が軽い色覚障碍を煩っている。普段は全然問題ないのだが、修正に修正を重ねた文書の差違がラインマーカーの色だけで複数種類に区別されていると、「判らないからもうちょっと整理してくれ」とクレームを入れている。もっとも、このような場合は色の区別がついても、何が何だか訳が分からない場合が多く、結局、ユニバーサルデザインも判りやすく使いやすいデザインの延長にあるのだ、というのがよく分かったりもする。
「一太郎」には「提出確認」というフェーズがあり、不要部分やセキュリティの確認ができるのだが、ここにこういうユニバーサルデザインチェックを入れるべきなのだろう。「公開用」のものを作るのだから。
