ディスカバリーチャンネルの "MAN MADE MARVELS: Okinawa Aquarium"（2006年製作）。
世界最大の展示窓で知られる沖縄の美ら海水族館の建造を扱ったドキュメンタリー。
なんと言っても、巨大水槽。３５ｍ×２７ｍ×１０ｍというサイズは、ジンベイザメを飼うための大きさということで決まった。繁殖実験を行う予定なので、ジンベイザメが3匹回遊できるサイズで、餌を食べる時に直立姿勢をとるため深さが決まる、という具合に決定した。
展示窓の製造、設置の様子も撮されていた。日プラ製の厚さ60センチの7枚のパネル（1枚20トン）をゆっくりと運び入れ、並べて接着していく。なお、この窓は固定されておらず、水圧で押さえる仕組みになっているとのこと。 この窓はアクリル製だが、サメの肌がこすると結構傷が付いてしまうので、それらの傷は細かく管理している。へえ。
なお地震対策としては、巨大水槽を別の基礎の上に置いているのだが、揺れが来ても水が揺れを吸収してしまい、水が多少こぼれるだけで揺れは押さえられてしまうのだそうだ。
しかし、大きな展示窓の向こうに及ぶ3匹のジンベイザメはなかなか良い感じで、いつか行ってみたいものだ。
