k-takahashi's blog

個人雑記用

ディズニー秘話

 同人イベントについて書かれている「多分花鳥風月」さんのサイト(http://www.kacho.ne.jp/index.htm)にディズニーについての話がちょこっと載っていました。理由はこれだけではなく、その後の権利関係の争いなども関係しているわけですが、同人をやる人には人ごとではない面もあった、と。

 ディズニーの設立者であるウォルトディズニー氏は青年時代、我々と同じような漫画が大好き、アニメが大好き、それらで人を感動させられたらいいなと思っている貧乏なアニメーターでした。それも超ド級の、が着くほどの貧乏。部屋を借りるお金さえなくて、勤め先の倉庫で寝泊りしていたくらいです。
 そんな彼は苦しい生活の中、「うさぎのオズワルド」という映画作品を作り上げました。これが大ヒット。あっという間に踊る大捜査線も真っ青というくらいのヒットを飛ばしたのです。
これで大金持ちになった彼はディズニーカンパニーを興し…となっていたら、ディズニーはもっともっと、二次創作大歓迎、パロディ歓迎の会社になっていたかも知れません。(もっとも、そこまで大きくなれたかどうかは不明ですが)
 ところがそのヒットに目をつけた映画配給元が、彼が著作権が自分たちにあるという
ことを明記していないのに気づき、作品を横から奪い取ってしまったのです。つまり、
ディズニー氏の手からは作品もお金も名誉もすべて奪われてしまいました。(今は著作権法がかわったので、作った時点で著作権が作った人に発生)

 失意のまま一緒に作品を作った仲間も配給元にスカウトされてしまい、彼は故郷に帰ることになります。

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