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ただ、掲載のシナリオソースを見ても「カンパニー」らしさはあまりピンとこない。できれば、シナリオを載せて欲しかったところだが、10月発売予定のリプレイで対応するということらしい。設定とかは好みなんだが、どうなっていくだろう。
アーカム計画は、メディアガイド。後半のメンバーお薦めリストはやや発散気味で、テーマは絞った方が良かったかもしれない。(参考にはなります)
ちなみに基本として進められているのが以下の9作
- インスマスを覆う影(深きもの)
- 闇に囁くもの(ミ・ゴ)
- クトゥルフの呼び声(クトゥルフ)
- チャールズ・デクスター・ウォード事件(ヨグ=ソトース)
- 闇をさまようもの(ニャルラトテップ)
- 潜む棲む恐怖
- 時間からの影(イス)
- ダニッチの怪(ヨグ=ソトース)
- 忌み嫌われる家
まあ、こんなもんかな。そのあとに続けて読む10作品が追記されている。私個人で選ぶなら、「宇宙からの色」は最初のリストに入れるかな。
ボードゲームの方は、紹介、リプレイ、安田氏のコラムで触れられている「インペリアル」(マック・ゲルツ)が興味深い。繰り返し書かれている「売買のうち『買う』だけに焦点をあてている」点。『売る』ルールが無いことで、逆に表現範囲を増しているということらしい。(安田氏は、こういう絞り込みをRPGに取り込むことを検討しているようだ)
http://www.eggertspiele.de/games/imperial/e-imperdown.htm から英文ルールがダウンロードできる。
でも、今号で私が一番気に入ったのは、66ページにある「ダンジョン内で壁にナイフを刺して、染み出す水を集めている絵」。こういうのいいなあ。ま、D&DとかならCreateWater一発なんだけど。