k-takahashi's blog

個人雑記用

「アサヒる」の「民主主義」

 先日、ネット系のニュース・サイトで、「アサヒる」という言葉がネット上で流行している、という話を知った。試しにGoogleで検索してみると、60万件超の検索件数があるではないか。なるほど、「流行している」というニュースは、まんざらデマでもないらしい。

「アサヒる」の「民主主義」 | 日経 xTECH(クロステック)

という書き出しのコラム。朝日体質とネット体質の相性の悪さを語る記事だろう、ANY連合できたばかりなのに日経結構言うな、と思って読み進めたのですが、「突然の必然」「人間は追従する」と意外な展開。

 そして、ネット批判を紹介しつつも、そもそも民主主義は「よりまし」なものでありと進め、

そうか、何だかんだと考えてきたけど「小さな一歩が大きな動きを誘発する」という現象は、考えてみれば民主主義の代表的手法である「多数決」そのものではないか、と気付いた。過半数で可決なら、51対49でも可決。けれど、わずか一人が反対に回れば否決となるのである。そして、51対49よりも51万対49万の方がいい。それがウィキペディアの教訓である。

 それをネットが実現してくれる。そして、これから先、まだまだ「ネット人口」は増えていく。そうなれば、もっともっと良くなっていく。そう思えば、私のように「鈍感力」のない、先のことが心配で心配でしょうがない人間にも、何やら光明が差してくるように思えないでもない。

「アサヒる」の「民主主義」 | 日経 xTECH(クロステック)

 いかにもな、釣りフレーズから初めて、オプティミステックなWeb論へ。いいもの、読ませてもらいました。>仲森 智博さん