k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 73: Speed Cameras

 今回の一つ目の伝説は、自動速度取締器(レーダーで速度違反を検知し、写真撮影を行う自動装置)を欺く方法。視聴者から寄せられた2つの方法を検証する。
 一つ目は、猛スピードで走れば大丈夫だという伝説。まず、手持ちの車で走ってみるが最高速度は時速160キロがせいぜい。これでは論外。次にスポーツカーを用意し、サーキットで走ってみる。大喜びでハンドルを握るアダムだが速度は190キロ程度。これもダメ。しかたなくプロのドライバーにお願いして走って貰うが、やはり220キロ程度が限度。少なくとも普通に街中を走るレベルでは、スピードを出しても無駄。
 二つ目は、ナンバープレートにカバーを掛けたりスプレーをかけたりすれば良いというもの。もちろん、肉眼で見えなくなってしまうと完全に違法となるので、そうはならないアイテムに制限される。カバーやらなにやら5種類ほど持ち出すがいずれもうまくいきそうな気がしない。実験室で試してみるとやはり効果無し。念のためストリートに出て実車で試してみるがやはり効果無し。
 もうひとつ、取締器が鳥の写真を撮れるという伝説があり、こちらも検証してみることになる。鷹匠を探してきて、装置の前を飛んで貰うという実験である。普通に考えればいちいち鳥に反応していては困るだろうということになるが、実験の結果は鳥の写真がきっちり撮れていた。意外。 鷹を持たせて貰ってご機嫌な二人が印象的でした。
 最後に、プレートを誤魔化すインチキとして、ジェイミーがプレート板がひっくり返るという007ばりのギミックを披露。まあ、これは完全に違法行為ですけどね。


 アシスタントチームは、「ニトログリセリンを含む貼付剤を貼った人間に、除細動器を使用すると、ニトログリセリンが爆発する」という伝説の検証。
 そこで3人がいきなり合意に達したのが「借りてきて実験しようとしても、絶対実験中に機械が壊れるぞ」ということ。そこで、グラントが相当品を作ることになる。なぜか電極の代わりにフライ返しを使った装置をつくりあげる。おっかなびっくり本物と動作比較実験を行い、同等に動作することを確認。

 次に、メイン実験。例によって弾道ゼラチンで人形を作り、貼付剤を貼って除細動器を繋ぐ。さて、実験というところで、実験室に雨漏りが起きてしまう。さすがに、爆薬と高電圧を扱う実験を水浸しの場所でやりたくはないと補修したり乾燥させたりとあわただしく働くアシスタントチームの3名。しかし、以外とチープな場所で実験してるんですね。
 ようやく実験に取りかかるが、当然のごとく反応はなし。端子を近づけたり電圧を上げたりするも反応なし。
 ここで、昔使われていたアルミ製のパッチなら爆発するかも、と思い付き実験を修正することになる。アルミ製パッチももう売られていないので、キャリーが同等品を手作りして再実験。しかし、予想通り爆発はせず。
 こうなると次の台詞は予想がつく。 「この際伝説は無視だ。本物のニトロを使おう」(おい)
 爆発物専門家のフランクに助けて貰ってニトログリセリンを準備、高濃度のニトロを塗りつけ除細動器を駆動するがやはり爆発はしない。高濃度ですら爆発しないのだから、パッチ程度で爆発するはずがない。ということで、伝説はbusted
 そして次の台詞も予想通り。「フランク、爆発させたいんだが?」 で、最後は爆薬を使って爆発させてました。台として使っていた机ごと見事に壊していました。