ひとにぎりの異形

ひとにぎりの異形 異形コレクション (光文社文庫)

　異形シリーズで当初から検討されていた企画だというショートショート集。制限は原稿用紙10枚で、全81編（加えてマンガが7編）。色々な題材や手法があるわけで、中には期せずして重なってしまったものもあり、それはそれで面白い。
　個人的には、自分には星新一系がすり込まれているのだなと再認識できたりもした。

　80人もいれば、思いつきそうな作家はほとんど含まれているといって良い。（小松、筒井、とか無茶は言わないように。）
なお、新井素子の作品名は「ノックの音が」。